40代になり、白髪が気になり始めた人は少なくないと思います。
加齢のせいだから仕方ない…創思ってしまう気持ちは分かります。しかし、正しい白髪ケアをすれば“予防”は可能です。
巷で流れる間違った白髪ケア情報に惑わされずに、白髪を改善するための習慣をまとめました。
白髪はなぜできるのか「メラニンを創る力の低下」
歳を重ねれば白髪になるもの…ほとんどの人はそう思っているでしょう。
確かに、加齢や遺伝の影響を受けることが多いです。
では、なぜ白髪になってしまうのでしょうか。
髪の毛は “メラニン” によって作られます。憎きお顔のシミの原因でもある、あの “メラニン” です。
しかしメラニン色素は、加齢などで作る力が低下したり、毛母に上手く受け渡せなかったりと働きが弱くなっていきます。
白髪ケアの嘘① ワカメを食べると毛が増える
昔から「ワカメを食べると髪の毛が黒くなる!増える!!」と言われています。
しかし、実際は
ワカメを食べても白髪は治りません。
ワカメには、アミノ酸やミネラル(亜鉛・銅・カルシウム)が 含まれています。これらの成分が髪に良いとされていますが、白髪がなくなるわけではありません。
あくまでも、白髪予防に有効な食材ということです。
ワカメに限らず、タンパク質やミネラルなどバランスの取れた食事が大切です。
白髪ケアの嘘② 白髪を抜くと増える
白髪を抜くと、増えるとはよく聞きます。しかしこれは全くの嘘です。
白髪の原因は、メラニン色素の減少です。白髪を抜いたところで、メラニン生成が活発になったりすることはありません。
白髪を抜いたからと、一つの毛穴から2本、3本と映えることはありません。白髪が気になり始める時期は、白髪が増え始めているときでもあります。
抜くことによって薄毛になる要因にもなるので、白髪を抜くことはおすすめしません。
白髪ケアの本当 ストレスで増える
ストレスにより抜け毛や白髪が増える…というのはよく聞く話です。
実は、これは本当。ストレスで毛球の幹細胞の働きが弱まり、メラニンの生成が滞るためなんです。
ストレスは、お肌だけではなく髪の毛にも大きな影響を与えているのです。
白髪ケアで髪を改善する方法
では具体的に何をすれば、健康な髪を育てることができるのでしょうか。
1番は、髪の毛の元となるタンパク質、めらのさいとの働きをサポートするミネラル(特に亜鉛)をたっぷり取ることが大事です。
- タンパク質・ミネラル・ビタミンをたっぷり取る
- 睡眠を十分に取る
- ストレスをためない
食事や睡眠が大事ということですね。ストレスをためない…は分かっていてもなかなか難しいですが、やはり1番大切ですね。
白髪染めでケア 「自然由来の成分がおすすめ」
白髪ケアは、染めてしまうのが1番手っ取り早いですよね。
しかし、1度染めてしまうと生え際や分け目が気になってこまめに染めなければならなくなってしまい、髪が傷んでしまう…という悪循環になりがちです。
そんなときは、植物の優しい成分で染める “ヘナ” がおすすめです。化学染料を使っていないから、安心な白髪染めといわれてます。
ヘアカラーとは違い、植物の穏やかな力で染めるヘナは時間がかかり面倒と感じる人も少なくありません。そんなときは、トリートメントタイプのカラーリングなどもあるので試してみるのもありかもしれません。
まずは、白髪が増えないように食べ物や睡眠などで体の環境を整えて、健康な髪を作るのが1番です。
健康な髪を目指して素敵な毎日を送りましょう。
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